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クールビズ

入梅前の、本当にいい季節ですね。
晴れて日差しが強くてもカラッとしていて過ごしやすい。
嵐の前のあれですかね。


最近、国会中継の雰囲気が変わっていいなと思っています。
環境省が提案している、冷房の温度を28℃に設定しましょうというのに続き、その室温内でも快適にかつ効率よく仕事ができるノーネクタイの軽装として提案された“COOL BIZ”クールビズ
早速小泉首相初め閣僚がノーネクタイで登場し、お上もネクタイ外せば近所のおじさんみたいに見えてしまうのはきっと私だけではないはず。
もちろん国会たる場でノーネクタイは何事だと依然スーツスタイルを固持するセンセイもいらっしゃいますが、今の国会中継を見ているとそのラフなスタイルが、あのお堅くて国民とは遠い存在に思われがちな雰囲気をぐっと和らげているような気がします。
言葉であれこれアピールするよりもずっと親近感がわきますね。
中高生のころ、憧れていた男の子が衣替えでさわやかな夏服で登場したときの気持ちを
思い出してしまいました。
でも、ネクタイを外したくないセンセイのお気持ちもわかるような気はします。
国会はなんといっても国権の最高機関。そこで仮にも(低投票率とはいえ)選挙によって選ばれた国民の代表がノーネクタイで議論などできようかというプライドというものでしょうか。
確かに国会内では職員の服装もきっちりかっちりが求められます。部署によりますけどね。ミニスカ網タイツみたいなお姉さんもたまにいますが。
国会という場所柄、そこで議論する方々の服装がこのようになることは前代未聞ですし、それになじめない議員がいるのも当然でしょう。

しかしこのクールビズ、一般には果たしてどれだけ浸透するでしょうか。
お上が率先垂範したところでエアコン設定28℃は何とか浸透してもクールビスは
なかなか実行しがたいものがありそう。浸透してほしいですけどね。
朝から既に気温が30度超えて、きょうは日中38℃まで上がるでしょうなんて天気予報を
背中で聞きながら長袖のワイシャツに腕を通しネクタイを締めて出かけて行く夫を見ていると
ぜひともそう願わずにはいられません。
同時に、そんな男性に合わせて温度設定された寒いオフィスで冷え対策に苦心する
女性の悩みも解消されるのではないでしょうか。

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by pariswalk | 2005-06-07 16:33 | others.
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